食用鬼灯 |
2007/1/24 |
今マーケットで、奇妙な果物が売っている。2〜3センチのオレンジ色の丸い光沢のある果物である。此れがなんと食用鬼灯である。 食べてみると、日本の鬼灯のようなえぐさはなく、皮も柔らかで、鬼灯臭さが残る一寸乙な味の果物である。生食も良いが、シロップで煮てプリンの添え物としても活躍する。 インド語の名前はあとで調べるとして、此れをグズベリーと言うインド人がいる。グズベリーとは明らかに違うが、グランドチェリーと言うのもいただけない。ものの名前の難しいところである。 |
イチゴの手前が件の食用鬼灯である。集合体として飾られているので一寸変な感じがする。![]() |
間近に見ると個体が集められたものであることが判る。![]() |
分解してみるとまさに鬼灯である。坊主頭を露出させて糸でからげて集合体を作っていたのである。![]() |
食用ホウズキのインド名は、通称ラスベリーで通っている様である。 学名は、Physalis peruvianaで、通称として physalis, Cape gooseberry, ground-cherry, golden berry, uchuva, Inca berryと呼ばれるようである。 ナス科のである。 Kingdom: Plantae Division: Magnoliophyta Class: Magnoliopsida Order: Solanales Family: Solanaceae Genus: Physalis Species: P. peruviana Binomial name:Physalis peruviana 日本でこれを食べる機会に恵まれた・・ |