ワカケホンセイインコ |
2008/1/14 |
人類の最初の商売と言われる春を鬻ぐ人が、その空閨を報せるために、鳥籠の愛禽をベランダに掲げて、合図をしたところの彫刻が、カジュラホの寺の壁面にあったような気がする。ミニアチュールの絵画には鳥籠の愛禽に頬を寄せている人の構図がある。 ベランダの鳥を確認していそいそと階段を登る馴染みの客に恥をかかせない配慮か、商売熱心の表れか・・ その愛禽がどうもこのインコのようである。デリー・ゴルフ場にも、ニームラナ・フォート、アグラ城の城壁にも、北インドではどこにでも見られる鳥である。よく言葉を覚えるというから、退屈の時の相手でもしていたのであろうか。 最近では、日本でも繁殖をして都内を群れをなして飛んでいるとも聞く・・ ニームラナ・フォートでの写真である。 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 鳥綱 Aves 目 : オウム目 Psittaciformes 科 : オウム科 Psittacidae 属 : ホンセイインコ属 Psittacula 種 : krameri 学名:Psittacula krameri borealis |
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