第2回蕨学び合いカレッジ
「インドの文化−インド舞踊」

 

     
 

私達の知らない国インド

 
    インド・アジア開発
     高尾  勝
     清  好延                                
  10月 7日 インドの歴史  講師 高尾勝
10月14日 インドの経済     高尾勝       
10月21日 インドの文化     清好延
 
     
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 インドの基礎情報            
 インドの歴史              
 インドの国土と人口           
 インドとインド人            
 インドの政治・経済           
 インド文化の背景           
 人類の移動と文化の流れ   
 インドの文化の影響    
 インド舞踊について         

高尾  勝 担当
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清  好延 担当
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1 インドの基礎情報









民族 :アーリア族、ドラヴィダ族、モンゴロイド族 等
宗教 :ヒンズー教(81%), イスラム教(13%), キリスト教(2%), シーク教(2%),
佛教(1%), ジャイナ教(0%) (2001年国勢調査)
識字率:61% (2001年国勢調査)
言語 :ヒンディー語の他、17の公認言語と2万2千の方言
政体 :共和制(世界最大の民主主義国)
元首 :アブドウル・カラーム大統領
議会 :二院制
政府   ・マンモハン・シン首相
      ・UPA政権(統一進歩連合・・会議派+14政党、左翼は閣外協力)
インド憲法: 憲法は救済対象部族、救済対象カーストの存在を認め、15条では、宗教、カースト、性、出生地、に基づく差別待遇を禁じている
2 インドの歴史
BC 2000年頃 インド・アーリア民族のパンジャブ州5河地方への侵入、先住民ドラヴィダ族を南方に押しやりつつ版図拡大定着
      −基本的に人間は豊な土地に流れ込むー
     Punch (数詞の5)
     Harappa, Mohenjo Daro の遺跡 (今では遺跡多数発掘)
BC 900 年頃 バラモンが勢力確立( key word : 穢れ、浄・不浄 )
 四種姓(四姓)・・・インド語でVarna( 色の意)と言う
   バラモン  ( 僧   )
   クシャトリア( 王・士)
   ヴァイシャ ( 商  )
   シュウドラ ( 農  )

   不可触民 (Dalit, Untouchable)
      Scheduled Tribe, Scheduled Caste

   Caste ポルトガル語、家柄・血統の意
    インド語で Jati ( 生まれを同じくする者の集団の意)
    結婚、食事、職業などに関する厳格な規制の下に置かれた
    排他的な社会集団の呼称がカースト。
    カーストを経済的な相互依存関係と上下の身分関係で有機的
    に結合した制度をカ−スト制度と言う。
   約3000のカースト存在。

   カースト制度の起源と発達
             
   バラモン教の堕落
BC 565-483
    −477
釈迦(Gotama Buddha, Gotamaは悟った者の意)
ジャイナ教 マハヴィーラ
BC 327 Alexander インド到着  ヘレニズム インド/ギリシャ文明交流
BC 263 マウリア朝3代目王 Ashoka 佛教帰依
AC 90 漢の班超 バクトリアのクシャ王朝を討つ
140 Kushan朝(貴霜)3代目王 カニシカ即位
佛教最盛期  僧 三蔵、玄奘
ギリシャ・ローマも八百神 多神教だった           
AC 313 コンスタンティヌス大帝  ミラノの勅令   キリスト教公認
AC 325 アリウス派否定      ニケア公会議   三位一体説確立
AC 570-632 マホメット
8世紀 イスラム東進インダス河下中流に拡大、ヒンズー教も拡大
12世紀 イスラムのインド侵攻   佛教消滅
1498 ヴァスコ・ダ・ガマ  インド南西のカリカットに到着
1510 ポルトガル ゴアを占領、基地化す
1542 イエズス会goaに到着
 キリスト教は6世紀にインドに伝来ほぼ確実
 Francisco de Xavier(1506-52)
1974.5 核実験
1991 新経済政策
1998.5 核実験
3 インドの国土と人口、気候、通貨 東西、南北約3,500キロ、面積は328.7万sq.km(日本の約7.5倍)
人口 10億6500万人
熱帯地方から温帯まで(地域により異なる)
紙幣には17言語の刷込みがある    ヒンズー語・英語 + 15言語
4 インドとインド人
インドは原理原則の国であり、法治国である。  

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インド政府の公正さ(ニチメンの凍結ルピー)  

A

極東軍事裁判 パル判事
ニュールンベルグ軍事裁判 デーニッツ減刑
 

B

核不拡散条約(NTP)加盟せず  

米国のIT 産業も国連もインド人に依存している (NASA インド人約30%、国連亦然り)
クリントン・ブッシュの訪印からも米国のインド重視が判る
 
 
インド人気質  
  南北では違いがある、相対論だが概して南の人は純朴、北は度重なる外敵侵攻で鍛えられたせいなのか北の人は油断がならない。  
  インド人を黙らせるのは至難の技と言う言葉があるが、多弁で理屈・屁理屈が多いし、金銭が絡まない時は過剰な程親切だが金銭が絡むとタフなNegotiator になる。  
  インド人は交渉ごとは交渉ごと、と割切ってるのでこちらも割切る事(テーブルを叩いて激論しても、夕方には和やかに酒を酌交わし、翌朝会った時は「良く眠れましたか?」などと暖かい挨拶をする。然し、交渉に入ると又激論。
斯様なことは珍しくはない。
 
  交渉では、最後に難題を出してくることが多々あるので留意要、駄目もとで出してくることもある  
5 インドの政治・経済
インドの政治  
  独立    1947.8.15
  パキスタンの独立はインドより一日早い1947.8.14     Kashimir を巡って、印パは4回に亘り戦争をしてきた。他方、マクマホン・ライン絡みで中国と1962年に国境戦を行ないインド敗北。
  国内政治 社会正義の実現を理念
経済面では 社会主義と資本主義共存 → 1991年 自由経済に転換
         (計画経済)    
  世界最大の民主主義国
  議会は二院制  
上院 Rajya Sabha 245名、任期6年(2年毎に三分の一を改選)
大統領指名の学識者12名を除き各州議会が選出
下院 Lok Sabha 545名、任期5年(解散あり)
大統領指名の2名を除き、小選挙区制の普通選挙
     州による連邦制 (29州 + 6つの連邦直轄地)
各州に普通選挙制に基づく州議会と、州政府がある。
州政権党が州首相以下の州政府を形成、中央政府は各州に知事を派遣。
外交・軍事などを除き、州政府は国家に匹敵する権限を保有。
  國際関係 第二次大戦後長年に亘り第三世界のリーダー役を務め、旧ソ連寄りの立場を採った。
東西冷戦の終結により地政学的戦略面での各国の立場に変化を生じたこと、中国の大国化、IT などインドの力の浸透、などの諸要因で ここ数年米印関係の緊密化が目立つ。
インドの経済  
  経済指標 GDP   7,754億ドル(2005年)で世界12位
       内、農業24%、工鉱25%、サービス51%
外貨準備高 1,630億ドル(06年6月9日時点)・・輸入の1.5年分 
年間貿易額 輸出790億ドル 輸入1070億ドル(05年9月)
   日本→インド31億ドル、インド→日本19.5億 (04年)
       農業生産  食用穀物   206.4 (100万トン)
               米     88
               小麦    73
               その他   45  (豆等)
               砂糖    13
               油脂種子  25
               綿花    17
               果実    48
               野菜    90
  インドの経済改革 1991年  社会主義計画経済 → 自由化
  インドの日系企業 日系企業の進出数(日本人商工会加盟事業所数)
02.12月 213社
04.7  276
05.4 298
06.1 328
06.6 352
(企業数 276社)
  インドでビジネスを行なうには − 如何に易しく、如何に難しいか
    世界銀行の「2006年ビジネスを行なう難易度」調査に依ればインドは世界155ケ国の中で容易度115位にランクされている。近隣のパキスタン、バングラデシュ、中国に比較してランクがかなり下位であり、インドでビジネスを行なう難しさを示す。  
6 インド文化の背景
多様性
  民族、宗教、食べ物、地域、言語、習慣、政党
ユニティーを求めて
  コングレスのスローガンはユニティー
進入アリア人の先住民に対する迎合策
  神様の肌の色が黒・青が多い
クリシュナ、シバ、サニーなどは青
その裏には、白色崇拝の影が垣間見られる
カーストは社会保障制度の意味があった
  人間が飢えないための知恵でもあった
インドでは無宗教はありえない
コミュニティーのルールを尊重する風潮があった
  インドの民法よりコミュニティーのルールを優先させる
インドの食生活について
  スパイス文化圏、乳酸発酵文化圏
   
7 人類の移動と文化の流れ
人類はアフリカから、中東を経て東と西に
  龍の話し
回教、キリスト教、仏教
偉大な発明は逆流した
  小麦の硬い皮のむき方、火薬、羅針盤、紙、ゼロ
 
8 インドの文化の影響
舞楽、能
神話、伝説
白への信仰、桃太郎
日本には何もなかった
祝詞の始めの音
オーム
終わりの哲学的意味を教えた仏教
 
9 インド舞踊について
インド舞踊の分類 インドの四大古典舞踊
バラタナティヤムBharatanatyam
カタカリKathakali
カタックKathak
マニプリ Manipuri

最近ではこれらに加えて、
クチプディKuchipudi、
オディッシーOdissi、
モヒニアッタム Mohiniyattam
も古典舞踊として認められています。

その他には、民俗舞踊劇のヤクシャガーナ、仮面劇のチョウなどがあります。 その他のものは、フォークダンスとして一括されているようです。
私が見た、インド舞踊について バラタナティヤムBharatanatyam: 佐藤泉さんが小生宅に下宿してました。
オディッシーOdissi:佐藤眞佐子さんと上記の泉さんの競演。日月。
クチプディKuchipudi: 観世のお家元と女形の踊り
カタカリKathakali: 長谷川時夫さんが日本へ招待
チョウ: 同上
マニプリ Manipuri: 遺骨収集のときにインパールで
山岳部族のフォークダンスの会 長谷川さんが2回招待。
ゴティプア:2002年5月末。オリッサ州の州都のブバネシュワルより、ベンガル湾に開け たプリに向かい50キロ時点にラグラジプル村がある。そこにゴティプアがいる。 長谷川さんが招待

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