The Great Kabab Factory

2008/3/4

オリジナルのインド料理は極めて禁欲的であるとの説がある。スパイスを存分に使ったインド料理が花を開いたのは、回教徒が入ってきた以降と言われる。ムガル朝の宮廷料理の名前が、現在の凝ったインド料理の名前として使われていることを知ると、そうかなぁと思う。

そのムガル料理は、アフガンを通って入ってきたわけで、当然のことながら、カバブ料理やタンドール料理も含む。

クリントン米大統領が5日間に滞在した際に、ITCシェラトンに泊まり、同ホテルのカブールと言うレストランでタンドール料理を堪能した。それ以来、カブールレストランの名刺は上がり、それに伴い値段も急上昇した。結果庶民が食べるところではなくなった。

大体ITC(India Tabaco Corporation)系の5スターデラックスのホテルの食事はうまいが高いと定評がる。ダクシンがそうであり、ダンプクトがそうである。

さて、そこでリーゾナブルな値段で、美味しいタンドール料理を楽しむにはどうしたら良いかとの問題がある。

そこで、一つの解答は、The Great Kabab Factoryを試してほしい。NOIDA(Ansals Fortune Arcade, Sector 18, NOIDA,、Delhi 91-4515882) とグルガオン(Park Plaza hotel,B-Block, Sushant Lok, Phase-I, Gurugaon, Haryana 91-124-4150000)にある。館長は両店を試す機会に恵まれたが、両方ともイケる。

カバブを頼む時に、ついついタンドリチキンを頼みあとはいい加減になってしまうのが通常であるが、ここのセットメニューは驚くほどバラエティに富んでいて、楽しめる。焼き物だけでお腹いっぱいになり、最後のダールとブリヤニのときにはもう頂けないとの満腹感になるのであるが、これがまたブリヤニとダールがうまくてついたが出てしまう。

タンドリ料理の焼き加減が絶妙で、熱いうちにフウフウ言いながら召し上がることをお勧めする。冷めると価値が半減する。また特別に良いエビが有れば追加とすることをお勧めする。

スパイスの使い方が手慣れたもので、深くて神秘的で退屈させない技量である。日本人にはこの真似は難しいかろうと思う。エキゾチックでかつ違和感がないのは、やはり究極のものに近いのであろう。

日曜日の昼に、6名で8080ルピー(24240円一人4040円)はリーゾナブルと言えよう。

インドのレストランでは超一流といえどもそのサービスにはちょっとと首をかしげるものがあるが、ここは完全であった。工場と言うからか、繋ぎを着ててきぱきてきぱき対応している姿は気持ちの良いものである。
 
案内板である・・
つなぎのおにーちゃんはなかなか仕事をこなしている・・
最初のサラダ・・
何か味噌味ではないかと思わせるスパイスの使い方・・
魚のタンドール
ひき肉と言おうか、ペースト状にまですりつぶした羊の肉は、離乳食にもと思わせるものである・・
えびのタンドール焼きである・・絶妙のスパイスである・・
食べかけの鳥である・・左はサフラン入りのチャパティーである
ちくわ状のひき肉のダンドール
ブリヤニが最後に出るが、これが前に出るとこれでお腹いっぱいになりそのあと何も食べられなくなる・・ふんわりさらさらの炊き込みご飯である・・
デザートのクルフィー(インド・アイスクリーム)も見事である・・

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