ジュレビ

2006/3/29

インドのお菓子は大きく分けて、乳製品のお菓子と、それ以外といえようか。

牛乳を処理するには、3法あり、一は煮込み煮詰めてコンデンスにする、二に乳酸発酵をしてヨーグルドにする、三に酸を加えて凝固させる。これを基にして色々作る高級菓子がある。

煮詰めて表面の膜を引き上げ湯葉状の塊をコンデンスのシロップ付けにしたものにラブリーと呼ばれるものがある(ベンゴリスタイルのもの)。この世の至高の菓子の一つであろう。乳酸発酵させたものは、これまたコルコタのガングラームのダヒーと呼ばれる素焼きのつぼ入りの菓子がある。いける。酸で固めたものをシロップ付けにしたものに吉川英次が亡くなる直前まで食べ続けたといラスグッラがある。

そんな高い牛乳を使用したもの以外に、うまいお菓子がある。小麦粉にサフランで色付けし油で揚げて濃い砂糖のシロップをくぐらせた7センチくらいなもので、ジュレビと呼ばれる菓子である。油と、砂糖と上げたての温かいものは、この世の甘いものの代表とも言える秀品である。それが事務所ででてくると、われを忘れて、晩飯のことも忘れてつい摘んでしまう。善哉善哉!!
上の写真は大量生産のお菓子屋さんである。見事な手つきで連続搾り出しをしている。

下の写真は、パーティで一個一個を丁寧に仕上げている。
味は香料と粉とシロップにより多少代わるであろうが、香ばしい揚げたてが旨い。インドのお菓子でミルク菓子でなくてこんなに美味しいのは珍しい。館長はこの庶民的な菓子が大好きである。
油と、砂糖と揚げたてと言うのはまさに糖尿病の敵である。命がけで食べているのである。
ドーナッツで命を縮めたと聞くプレスリーに黙祷である・・


 

BACK HOME