アフガンメロン

2006/7/26

今年から、日本政府の大英断と言うか、両首脳会談の成果といおうか、小さなことだが、インド産マンゴーの日本への輸入が解禁された。今まで、約20年以上にわたり、三井物産、ニチメン、三菱商事等の商社が苦労と努力を重ねたが上手くいかなかった懸案事項であった。

日本向けの第一号を扱ったのが伊藤忠であったと言う。何はともあれ、おめでたいことではある。ただ今年のアルホンソの盛りを過ぎたところでの第一号であったので、どの種類のマンゴーを輸入したのだろうか、その評判、反応を聞いていないので一寸心配でもある。

今は、東部インドのラングラーと言う種類のマンゴーがシーズン最後を飾っている。もうマンゴーのシーズンは終わりである。

日曜日にINAマーケットで、アフガンマンゴーを見かけたので、大英断で買ってきた。(アフガンとはアフガニスタンのこと。)まだ走りの値段でキロ100ルピー(250円)である。大振りのものは一個8キロから10キロするので、買うのに大英断となるわけである。館長は60ルピー(150円)まで値切って買った。

マンゴーが熱い果物にと分類すれば、このメロンは涼しい果物に分類される。歯ざわりはサクサクで、ジューシーで密度が高く、甘みが強いが上品で、瓜の香りだが癖がなくとても旨い。マンゴーのいかにも熱帯と言う濃密な味の後に、爽やかな清涼感をかもし出す。日本の果物でこの手の物は思いつかない。

マーケットでは、産地はアフガニスタンと言うが、疑問がある。アフガン戦争が勃発したとき、丁度シーズン真っ只中であったが、マーケットでの値段は一切動かず店によりキロ60ルピー(150円)〜80ルピー(200円)であった。おそらくインドの北のほうの何処かか、パキスタン辺りからのものであろう。アフガンメロンのシーズンは長く今から11月の始めまでだと記憶する。

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