インドのカレーのベスト3

2006/3/20

インドのカレーで何が一番ですかと聞かれることが良くある。迷わず答える。

「一番は、ケララのカニのカレー、二番はベンガルのココナッツミルクを使ったエビのカレー、3番はマトンのローガンジョシです。番外は、ケララのシジミのドライカレーです。」館長の独断と偏見と趣味による順位ですが、お勧めできる国際的なレシピである。

残念ながら、ニューデリーではなかなか一番と二番にお目にかかれない。ましてや番外はもっての外である。カニのカレーは殻付と身を出して作ったものと両方あるが、いずれもお勧めである。シンガポールやタイにカニのブラウンソースというレシピがあるが、それのカレー味もある。それをさらに昇華させたのがケララのカニカレーである。それをアパム(米の粉で作ったローティ)で頂くのが良い。(タイではよく食パンを家族で抱え込み持ち込んだものである。)

ベンガルのエビのカレーココナッツミルクはフランス料理を凌ぐかもしれない。銀座の「デリー」にジンガーブナーフアーというのがメニューに載っている。非常に上品なエビにしつらえで参ってしまう。これを大量に食べるしつらえのベンガルエビカレーはまさにこの世の至福である。これのコツは、エビの味噌が生かされていること、煮すぎないことではないかと思うが、いまだニューデリーのレストランでこのカレーを食べていない。GK−Iにお住まいのダンサーのゴーシュさんの家でご馳走になったのが最後である。

マトンのローガンジョシは、まずまずのものがまずまずのレストランで楽しめる。バターナンと食べることをお勧めする(バターナンには、焼きあがったナンにバターを塗りたくったものと、バターを練りこみ二回折り曲げたものと2種類ある様で、後者でなければ駄目)。美味しい香りのローガンジョシとバターナンが目の前に出されると震えつきたいように食欲がわきあがる。幸せである。こんなスパイスの使い方をよく作りだしたものだと感心する。

インド人はインド料理を、中華、フランス、日本に並べているようであるが、日本人にとってはカレーの一言で終わってしまう。もう少し、きめ細かにインド料理を評価する態度が望ましいと館長は慨嘆する。

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