ヒンドゥー教の寺  
デリー市内の西南の端にアーナンドニケタンと言う高級住宅地がある。此処は飛行場に近いので住んでいる日本人も少なくない。そこに結構繁盛しているヒンドゥー教寺院がある。

天気も良いので一寸探検をしてきた。

デリーは起伏の少ない平らな平原に位置する。海抜は237m(インディラガンジー国際空港の海抜)である。しかしながら、 深層から押し上げられた花崗岩が露出しているところも所々ある。

館長が日本人学校を作ったとき、インド政府から購入した学校用地にかなり大きな花崗岩の露頭が有った。今でもJNU(Jawahallal Nehru University )の辺りでその露頭を見ることが出来る。ガンジス平野を飛行機から眺めると、鰐が水上近くで背中を一部露出させているように、平らなところにグラナイトドームの先端が露出しているのが見える。

平らなところにそのような露頭が出現すると、人類は歴史的に何か神秘的なものを感じ、そこを瑞祥の地とすることが多かったようである。逆にメタンがブツブツ噴出する沼沢地は凶相の地として忌み嫌った様である。

で、デリーの地区で一寸した高台があると、そこは瑞祥の地として、寺院などの建築が行われた。

アーナンドニケタンの高台にもヒンドゥー教寺院が建立された。そこの探検をしたのである。

この寺院でも当然のごとく靴を脱ぐことになる。そして下足番に預けようとすると、靴下も脱ぐように言われた。靴下まで脱ぐように言われる寺院は少ないが、館長は指示に従った。

寺の中は、人で一杯で、供物のおすそ分けを頂き祝福を受けるための長蛇の列もあった。館長は、ハンカチを頭に載せて、中を色々見て回った。

この寺院にはシバを最高神として、あらゆる種類の神が多くの塔頭に祭られていた。外国人の館長がウロウロしていても誰も咎めず、しばらくの間インドの信仰の場の中で日本人を忘れる体験をしたわけである。
チベット人の帽子を思わせる塔頭である・・迷路のように入り組んでいたその前までは行けなかった・・
ラクシュミの足である・・可愛らしかった・・悪魔祓いと言うよりは瑞祥を呼び込むイメージで、家庭の入り口でもラクシュミの足の小さなシールが張ってあることがある・・
日本でも、チベットでも、ネパールでも、インドでも旗めきが神秘の力との関係を表すと信じられた。何もない空気が動き風と成り、旗をゆらせ音を出す・・旗がゆれはためくのはそこに神が降臨していると考えたわけであろう・・目に見えない空気の動き、風を、具体的に人間に理解できるように翻訳するのが旗であったのであろう・・簡単な受信機である・・
ラクシュミ女神である。最近、インドのお寺では日本人形のようにガラスのカースに神像を入れるのが流行っている。一寸いただけないように館長は考えるのだが・・
金を鳴らして神に連絡をつける。館長も鳴らしてみた。意外に住んだカーンと言う音であった。
此れが本堂であろう。見事な砲弾型である・・
本堂ではなく、奥の院と言う感じでシバが祀れれていた。その前に供物を供え、左に見えるブラーミン(僧侶)によりマントラ(真言)を上げてもらい、シバの祝福を受けた食べものとして持ち帰り、親
類縁者で縁起物を食べる・・今はバナナをシバに捧げシバの祝福を授けているところである・・もって来る食べ物は色々あるが、果物、菓子、チャパティなどが主流であった。次から次に信者達は食べ物をもってくる。中には山のようにパラタを持っていた女がいた。
壁面に祀ってある神のタイルがはめ込まれている。
カメラを持っているのを見つけて、写真を撮ってくれとせがまれた・・
なかなか表情豊かである・・
最後は拝まれてしまった・・

BACK HOME