猿神ハヌマーン

2006/7/23

MGロードをニューデリーの方に向かい左側に、大きな朱塗りのサルの股をくぐる形の門構えの寺がある。

そのサルはハヌマーンと呼ばれる神である。ラーマ王子はセイロン島に住む悪魔にシーターと言うお妃を拉致され、救出に向かう。ラーマは人間であるから、空は飛べない。途中で猿神ハヌマーンに会い、手助けをうけ、セイロン島の悪魔退治を成し遂げる。桃太郎の原型である。

このサルの神様はアールティとも呼ばれ、大変人気のある神様である。実際ハヌマーンと言うサルがインドにはいる。そのサルは顔が黒い。悪魔退治の際、悪魔の宮殿が火事となり悪魔退治を完了したとき、両手で顔の汗を拭ったときに煤がつき顔が黒くなったと言う。赤い顔をしたサルはバンダルと呼ばれている。

神として祭られるハヌマーンは朱色に塗られ、又願掛けのたびに朱色を塗られ触られこすられ、終いにはただの石くれに朱色が塗りたくられている場合がある。人相からはハヌマーンと識別できないが、塗りたくられた朱色でそれと分かる。

今日、車を止めてそのハヌマーンの股潜りを写真に撮っていたら、中から女性が中に招じ入れてくれた。館長は躊躇なく靴を脱ぎ、中をお参りさせてもらった。

最後に砂糖菓子とバナナを出してきたので館長はありがたく頂いた。額に赤い印をつけてくれた。
 
猿神の股潜りである。こういう設えのお寺葉少ない。お寺の境内に入るときには迷わず靴を脱ぐこと。靴下はそのままでよい。
本尊は中の祠にあるシバとそのお妃ではなく、その前にでんと構えた、シバリンガムであろう。今日は女衆のみで世話をしていた。
露天の中庭の菩提樹の根元に、シバリンガム、シバの乗り物であるナンディ、それからガネーシュが祭られていた。
中央の女性が館長を招じ入れてくれた。
青い色はクリシュナを表すことが多いが、これはシバである。

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