カポック(kapok)

2007/2/5

和名はキワタ。学名は Salmalia Malabaricaで、此れはサンスクリットのShaalmaliからである。ヒンディ語では Shalmaliで、インドオリジンの植物である。

樹形が立派で、堂々としている。デリーの夏が始まる前に色々な喬木の花が咲き始める。このカポックが咲き始めると、夏の暑さが始まる前兆である。この花が咲き始めるとよい季節ともうお別れかと、猛暑に思いを馳せるようになる。

マリリンモンローの唇のような濃厚な赤い花を葉の出る前に、立派な樹形の立派な枝に並び咲く姿は、館長は毒々しい感じを受ける。その花が、椿のようにドスンと音を立てて落ちる。その後に葉が出る。そして実がなり、キワタを飛ばす。此れが枕の中に入れるカポックとなる。

ところが、今年は、花の前に葉が出ているカポックが多い。気候が不順と言うことであろうか。
道路の反対側のカポックを運転席の左側に座って撮るのはなかなか難しい
グルガオンのカポックで、デリーより開花が早いようだ。
花を咲かせる前に葉を出してしまった木が今年は多い。
このくらいだと綺麗な花と言う感じである
一寸グロな感じがする・・マリリンモンローの唇だけが木に咲いたようで・・
樹形は堂々としている・・
葉が出ているほうがバランスがよいが、通常は花が散ってからの葉となる・・
カポックの花にはカラスを始めとする鳥たちが群がる・・そして花をつつき回し、蜜を吸い、その結果花を枝から落としてしまう・・
そこで双延匠は「カポックの落花狼藉無惨なり」と詠んだ・・
此れがカポックの花である。カポックは人の背丈より高いところで花をつけるので、花の大写しを取るのは幸運に恵まれないと一寸無理である・・
で、幸運に恵まれた館長である。バラナシのTaj Ganga ホテルの裏庭である。
もう十分と思っていましたが、それ以上の写真を収集しましたので博物館の展示物とします・・
見事に綿を結実している・・
落ちたカポックは風に吹かれて、吹きだまる・・風が吹くと舞い上がり意外なところまで飛んでゆく・・

 

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