ワルナスビ

2007/1/30

工場の周囲に生えてるいわゆる雑草と日本語では呼ばれる草である。(こう言うと昭和天皇に叱られそうであるが・・)

インターネトで花の図鑑を探し、その中でアイウエオ順に花を見ていった。そして、最後にこのワルナスビに行き着いた。海底自摸和の役満の感じである。千種類以上の花を見続けての快挙である。(自画自賛)

葉の先が錐のように鋭くとがっている。棘の説明として、砂漠地帯では水の蒸発を防ぐため葉の表面面積を極端に狭くする現象が、サボテンの棘のような形状を生み出したと言う説がある。更に、動物に食われないように棘で身を守る機能を発明したとの説もある。ここは砂漠の入り口であり、牛がいて山羊の羊も駱駝もいる。まさに二つの理由から棘を身につけているのだろう。

学名Solanum carolinenseはナス科の多年草で、アメリカ合衆国南東部の原産で、日本も含め世界的に広がっていると言う。

詳しくは:
界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目: ナス目 Solanales
科: ナス科 Solanaceae
属: ナス属 Solanum
種: ワルナスビ carolinense

確かに花をよく見ると、トマト、ジャガイモ、ナスの花に酷似している。

「茎や葉に鋭いとげが多いうえ、地下茎および牛糞などに混じる種子でよく繁殖し、除草剤も効きにくく、一度生えると駆除しにくい。和名ワルナスビもこの性質による(牧野富太郎の命名)。」 (ウィキペディア)

全草がソラニンを含み有毒で、英語で"Apple of Sodom"、"Devil's tomato" などという悪名が付いている。毒の所為か、棘の所為か、ここでは牛も食べないようである。
力強い繁殖力である。除草した後すぐに生え始めた
2〜3センチの茄子に酷似した可憐な花である。この花を目指して蜜蜂も飛んでいる。それにしても鋭い棘である。図鑑で調べた日本産のものより棘が顕著に発達しているのはここの環境に順応したものであろうか。
プチトマトみたいな実をつけたりもしている・・

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