守宮

2006/10/3

トンキールの富士4湖巡りをしたときに、赤い腹を見せながら湖底を蠢くイモリを見た。両生類のイモリは水中で生活していた。

カルカッタに駐在を命じられたときに、ヤモリを目の当たりにした。鋭い舌打ちの音に似たチッチッと言う鳴き声が愛嬌があった。使用人たちはチキチキと呼んで、毒があると信じていた。使用人をいじめると、チキチキを料理に混ぜられ毒殺されるとの話しも有った。正式にはインド語でチプカリーと呼ぶ。

守宮(ヤモリ)は壁にへばりつき小さな羽虫を食べる爬虫類の益虫である。あまり食用にはしない様だが毒は無いようである。

ヤモリの足の指先には細かい繊毛があり、ファンデルワールス力で、垂直の壁や天井に吸い付くかのように動き回る。吸盤を想像するが、それよりも神秘の分子間の弱い力と言われる力を使って忍者のように動き回る。でも、蒸気には弱いようで、困ったことには、調理中の鍋の真上とか、入浴中の天井から、もろに液中に飛び込みをやらかすことが良くあるのである。水分が、境面活性剤の働きをするのかしらん。風呂場の悲鳴の原因は此れである。

グルガオンの館長のフラットにも住み着いている。なかなかカメラに収めにくい。昼間は物陰に隠れて、夜になると活躍が始まるが、虫の数が多すぎて、黄金の山に踏み迷ったごとくで、すぐ近くに虫がいても無視している場合が多い。腹が減らなければ食べないのはインド流であもあろうか。
何を間違えたのか、日中しかも自動車に張り付いていた・・

我が家のチプカリーである・・まだ名がない・・大人になりきっていない・・昼間は、カーテンとか、テレビとか、エアコンの陰にいる・・

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