頭を使うインド人

2006/7/10

物を運ぶときにインド人は頭を使う。山坂の多いネパールや日本では、背負子を使って背中で運ぶことが多いようだ。インドは平地が広がっていると言う物理的な条件も有り、頭の上に物を載せて運ぶ。

ここバワルは、ラージャスタン州に近く、女性の着ているものが非常にカラフルで、独特の丸みを帯びた水壷を運ぶ姿は一服の絵である。

頭に載せて運ぶには、頭の上に座を載せて、物はその上におくが、歩行のときの揺れを承知のコツを掴まないと、簡単に出来るものではない。子供の手を引きながら、頭に物を載せている図は感服に値する。

頭に物を載せると姿勢がよくなる。猫背では、重量を支えられない。背筋を伸ばし、胸を張り、視線は前方である。そのせいもあり、バストの発達した女性が誇らしげに歩いているように見える。

遠い井戸まで一日何回も水壷を頭に往復は楽な仕事ではないだろうが、田舎の光景としてはカメラを構えたくなる。男はあまり頭を使わないようである。

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