スイカ

2006/6/26

40年まえに、インドでスイカを食べる時には砂糖を用意して、さいの目にきったスイカにたっぷりとかけたものである。塩ををかける日本流は通用しなかった。スイカと言うか、ウリの香りはしたが、甘みは全くスイカと言うには不十分で、ジュースにするにも砂糖が必須であった。

それが今では、ジュースを作らせると砂糖と入れたのかとビノードに聞きたくなるほどの糖度である。西瓜の品種改良が行われた。インドの在来種と日本の小玉スイカとの掛け合わせともきく。

今の時期、街道では、山盛りの黒部スイカを小型化したような、枕型のスイカが売られている。売り子は大概二人一組で、泊りがけで売り切るまでそこの滞在する。売れ行きが良いと、即座に追加を小型トラックで親方が持ってくるから、シーズンが終わるまでそこに根を生やし生活しながら売り続ける。一月くらいは平気のようである。

大体どのスイカを選んでも間違いないが、念のため、甘さを保証させ、絶対大丈夫かと再確認させた上で、もし甘くなかったら返品だぞと迫る。そのやり取りの後、やおら、西瓜から四角錘を切り出させ味見をする。良ければそれを持ち帰るが、甘くないと、売り子の兄ちゃんに食べさせて、他の物と変えさせる。`5ルピー(13円)程度だから、一寸大きめでも40ルピー(100円)である。

スイカはジュースにすると意外に旨いが、飲む直前に作らないと酸化してぬるぬるになってしまう。

西瓜の横に椰子の実も置いてあるのが普通である。道行く人のために切り売りを売る商売もある。

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