テラ・ワラ(四輪屋台)

2007/10/24
2007/11/27追加

自転車の四輪の上に台をつけたものをテラという。それで商売をする人をテラワラという様である。

その台の上に乗せるものでいろいろの商売が始まる。
その1 ピーナッツ・ベンダー

ここで紹介するのは、ピーナッツを主とした屋台である。しいていえば、ムンフリーワラというべきか。彼の屋台の上には、中央部に主役の殻付きピーナッツが盛られている。すでに火を通してあり、その上に、即売用の部分を温める火鍋が置かれる。ピーナッツの周りには、おこし、米の爆弾あられを固めたもの、ゴマを飴で固めたもの、ひよこ豆の塩煎りなどが並べられている。

大体が100g8ルピー(24円)程度でる。

ヒンディ語で塩のことをナーマックという。これにはNMKという3個の子音が含まれている。アラビア語やウルドゥー語ではこの3個の子音が、単語の意味を決める。その影響がヒンディー語にも表れるようである。

日本ではピーナッツのことを南京豆といった。これが英語でもナンキンビーンとなり広がったのではないかと、館長は思っている。

北インドで、ナムキンというと塩味のスナック菓子をいう。ピーナッツのことはムンフリーといい、南京豆とは全く異なる発音である。

しかし館長は思うのである、インドのナムキンとナンキマメは必ず関係があったのであろうと。どなたか意見を出してくだされば幸いである。

4輪屋台の全貌である。
殻付きピーナッツをいる鍋である。砂が入っている。
中央がピーナッツで、火鍋を乗せてその下が温まるようになっている。
秤は商売道具である。インド人はバネバカリを信用しなし。分銅秤が幅を利かしている。ただし分銅に仕掛けがあるというインド人もいる。
テラの全景である。左端に後ろを向いているのが、店主のジーさんである・・
ジーさんがようやく顔を写させてくれた・・なかなか味のある顔をしている・・
その2 シンガラー売り

丸の内の湿地帯に菱が生えていたので、その葉の形状から三菱という商標が始まったと聞いたが本当なのだろうか。
その菱の実をシンガラーという。生食もするが、茹でてほくほくの甘味を楽しむのが冬入りの風物詩である。
館長の観測では、葉だけではなく、実も菱形であるような気がする。

その実と同じ形をしているということで、小型のサモサがシンガラーと呼ばれる。サモサより辛めの感じがするのは館長だけの感覚なのだろうか。ノンベジのサモサはあまり遭遇しないが、ノンベジのシンガラーは乙なものである。
これは、野菜(果物?)のシンガラー売りである。湯気が出ていた。
その3 デワリ商品

テラワラの特典は簡単に商売代えができることであろうか。デワリの際物を売るためのテラワラがその典型でもある。
左手はかわらけ(テラコッタ、素焼)の燈明皿を売っている。胡坐をかいて座っているのはマスコット・ボーイであろう。
右手は、ゲンダを売っている。
その4 リンゴ売り

色の良い林檎を積んでいる・・
昔はりんごは高価な果物であったが、ここ十年で庶民の果物になった。ゴールドコインのリンゴジュースはビールより高く庶民には手が届かなかったが、今は紙パックのジュースがどこでも売っている。いまやトマトもリンゴも庶民のメニューの中に入っている。逆に海老とマンゴーが輸出用に回る為庶民の手から離れてしまったようだ・・

その5 果物売り2台

左は小ぶりの色の悪いリンゴである。右はご存じバナナである。ここはごく庶民を相手の商売やが並んでいる・・

その6 焼き芋うり

さつまいもを焼いたものを売っている。そえものはスターフルーツである。ちょっと高級なおやつである。昔は家具屋が結構存在感を売り物にしたパンチクイーン路である。

今は各モールなどで現物売りをする店が出てきている。20年前には、ここパンチクイーンの家具屋に頼んで2ヶ月後に完成と言うのが常であった。

その7 ピーナッツとポプコーン

右の鍋でピーナッツは煎り、ポプコーンの爆ぜかして作っている。いわば、製造直売である。

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