鉄格子の店

2006/6/13

カルカッタ(今はコルコタと呼ぶらしい)の下町を歩いていて、鉄格子のはまった店に出会うことがある。それは、店主が鉄格子の中で、胡坐をかいて、金銀を売っていた。客もなれたもので、鉄格子の前の上がりかまちに腰掛けて、長々と話をしながら過ごしていた。今でも、同じような店があるのだろうか。

ジャイプール街道でも鉄格子のはまった店がある。それは、酒屋である。
カルカッタのときは、安全を考えての工夫かと、いたく感心したが、酒屋はどういう意味であろうか。酔っ払い除けなのかな等と考えてしまう。

ボンベイのナンバーハウス街のモンキーハウスと呼ばれる娼家にも鉄格子が嵌められていた。鉄格子のドアを半分開けて、足を絡ませ客を呼び込まんとする女の記憶がかすかにあるが、あの鉄格子の意味は何だったのだろうか。足抜き防止策だったのだろうか。

安全確保のために牢屋に入れてくれと頼む映画を見たような記憶があるが、安全のためには見てくれは次である。

インドの3〜4階建てのアパートでは、鉄格子の嵌め殺し窓が良くあるが、香港の高層アパートもそうだが、一体火事の時はどうするのかと考え込んでしまう。

安全のために命を懸けているのか

BACK HOME