「食の安全」中国よりインドにご注意

2008/2/14

2008年2月13日の日経ネットに、「食の安全」中国よりインドにご注意という記事が載った。

一読していただくとよいと思う。

館長が感じたのは、「またしても自らの無知をインドのせいにしている。」ということである。

特に国際関係の仕事をしていると、ついつい比較論をしがちであるが、国際的な仕事をしていればそいているほど、センスの有無が問われることとなる。

インドの食について筆者はどの程度の知識と経験を持って、論を展開しているのであろうか。腐った材料を云々の話と、残り物を売り切るまで売り続ける云々の話は、どの辺のことを言っているのであろうか。

インド料理は中国料理と同じで、作り置きはしないのが原則であり、必ず火を通しでの調理故、伝統的なインド料理については、何も心配はいらないことはインドに永い人の常識である。そのインド料理を好きか嫌いかは別であるが。

もしインド料理以外を指して言うのであれば、一流どころで食べないというその選択が間違っているといわざるを得ない。イタリアンとか、日本料理とかはそれなりのところで食べる以外は安全とは言えないのは事実である。それなりの料金を取られる覚悟で。

しかし、インド人に言わせれば、中華料理をよろこんで食べるくせに、インド料理を差別して食べない日本人は、偏見があるということになる。インド料理もインド固有の文化であり、世界的に中華とはいかないまでも、評価されている料理の一つであり、独特の食文化である。

国際的な視野を持って仕事をする場合は、それなりの配慮、礼節、視点の高さ、度量の広さが求められることを知るべきであろう。

中華の美味をたしなみ、インド料理の深さを賞味する館長は、あえてこの一文をものしたのである。

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