ミシュラ次官補のスピーチ

2007/11/19

ACIの地鎮祭の夕刻、オべロイで夕食会が行われた。石油科学省の次官補のミシュラさんが出席されて、スピーチを行った。その中で「三井化学のインドでの進出の仕方が、全くインドの伝統を踏まえたもので評価できる。」コメントした。

彼は先ず、今年の2月27日の三井化学のリエゾン事務所の開所式にふれ、今回のACIの進出にふれ、地鎮祭を行いそれに続きこのようなパーティーをして、そのプレゼンスを訴えるやり方は、インド的であるとの趣旨であった。

館長に言わせれば、三井化学はインド的にことを運んだわけではなく、まったく伝統的な日本流を行ったと考えている。いや、むしろ事の運び方は、まったくの国際的なビジネスのスタンダードの形を踏襲したものと解釈している。

ただし最近では、この国際的な常識に基づいた、礼節が、嘆かわしいことに、経費節減、ビジネスライクなどの標語のもとに行われなくなったきらいがあるということを、ミシュラさんは指摘したのではないかと思ったのである。

礼節は守るべきであり、心をこめた会社組織の行事が、ややもするとプロトコールとの美名のもとにないがしろにされて、儀礼的なと言うか形式的なことはやらなくてもよいとの風潮があり、それがことの軽さにつながる世の中になってしまったようだ。

表敬すべきは心をこめて行い、会社幹部のそれなりの責任者がインド政府に進出の意味を説明し、意見交換を担当のインド政府高官等と行うべきであると承知している。またそのパブリシティーもきちっとやるのが会社としてのコンプライアンスであると承知しているが、いかがなものであろうか。

派手にやる必要はないが、最近では所長交替のパーティーも省略している会社も散見される。赤福や吉兆みたいに不祥事を起こしているならいざ知らず、堂々と胸を張ってプレゼンスを行う必要があるのではなかろうか。
スピーチをするミシュラ次官補である。
彼の名刺には
Mr. Kumaresh C. Misra, I.A.S.
MBA(IIM, A’bad), MAPE(Boston U), LLB
Joint Secretary, Government Of India
Ministry of Chemicals & Fertilizers
Department of Chemicals & Petrochemicals
Shastri Bhavan, New Delhi-110 00
91-11-23381573 Fax 23073050
Kumaresh_misra@yahoo.co.in
Kc.misra@nic.in
と裏と表に印刷されている。

こういう人がインド政府の方針の舵取りをしているわけで、彼の意見は看過できるものではない。

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