一人暮らしで気をつけること

2007/1/25

今回の一人暮らしもそろそろ2年になる。そこで、一人暮らしで気をつけていることをご披露します。といってもそんな大仰なことではない。

先ず、風呂場で転ばないように気をつけている。毎朝、家中のギザと呼ばれる湯沸かし器(全部で4台ある)から熱い湯を館長の寝室の唯一の風呂桶にたっぷりと溜める。此れは主としてマニの仕事である。毎朝朝飯の後、7:00丁度に風呂に入る。湯船の中で、髭を剃り、頭から身体を洗い、どっぷりと肩までつかり、風呂を終了する。そのあとである。ゆっくりと両手を湯船の両脇に置き、やおら立ち上がり、それから足を外に踏み出す。そのときに絶対に後に体重がかからない様に注意する。タイルの上を前かがみに近い姿勢で、バスタオルを取り、浴室をでる。

此れを毎日、丁度小学校のときに校長先生が教育勅語を読むときのような儀式のごとく気を抜かずに厳かに繰り返している。お蔭様でいまだひっくり返っていない。年寄りの風呂場での骨折事故は日本に限らずインドでも多発している。石鹸、タイル、不自然な姿勢、水、お湯、突然の朝駆け電話等滑る要素が沢山ある。館長は心を鬼にして風呂の間の電話には対応しないことにしている。(失礼な話だが、朝の用便中は相手に物理的臭いは届かないので対応している。)

次は、使用人と仲良くすることである。館長の場合、要は、マニとビノードとサリームと喧嘩をしないことである。使用人を敵にしたら一人暮らしは出来ないと喝破したからである。彼等を味方につけておくことがストレスを溜めない秘訣でもある。

もののあり場所、食材の過不足、館長が人身事故にあった際の報告、食事の用意、洗濯のタイミング、ベッドメイキング、掃除、靴磨き、来訪者との対応、ガスの手配、水の手配、近所のニュース、噂話などなど全て使用人に頼っているわけで、仲良くせざるを得ないのである。

もののあり場所については、館長の少ない持ち物でもどこに何があるのかは覚え切れない、又冷蔵庫の中身についての情報は、館長には把握しきれず、最近は毎回ビノードを大和屋さんへつれて行き、彼に必要なもんを籠に入れさせている。館長が電話に出られないような事故になった際には、彼らから必要最小限の日本人に連絡してもらうシステムを作っている。それにしても、わがままな館長の世話を良くしてくれるものである。心から感謝している。

あとは老婆心ながら、付け加えると、酒のことである。館長はアルコール過敏症でお酒が飲めないので問題ないのであるが、たしなむ人に一言。「一人暮らしでは、毎日の酒量が漸増となる」定理があるようで、その定理を覆す覚悟と根気と忍耐力が必要でしょう。

食事のことはここでは論じない。

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