ビノードの村へ \

2009/7/11


牛小屋

どの家もアンガーンと呼ばれる中庭がある。ビノードの家の天窓がその中庭の名残であろう。その中庭で牛を飼う。ヤダブは牛飼のカーストで農民である。ここに住むモスリムも農民であると言う。屋上から廻りを眺めていると、ビノードからうれしい知らせがありますとアナウンスがあり、「水牛の雄の赤ちゃんが2時間前に無事出産した。」と。

どこでと聞くと、牛小屋でと言う。見に行くことになった。
牛小屋は、約百メートルほど南に位置していた。途中のあぜ道をゆくと、とうもろこしが植えられていた。牛小屋の外の、よちよち歩き生まれたばかりの水牛の子供と、母牛の傍らで、ビノードの父親と面会することとなった。

父親に、名前と年を聞いた。牛の世話の手を休め、バンドゥ・プラサド・ヤダブ(Bandhu Prasad Yadav)55才だと言う。牛小屋の中から、ビノードや近所の手伝いの若い衆や弟や兄貴が網寝台を2台持ち出し、父親と館長の座を設えた。

そして、今回の訪問の理由を説明した。

3年半前に、ビノードがグルガオンに来た時に、「田舎はどんなところだ」と聞くと。「アッチャーガーオン(良い村)」と答えた。その後、館長が日本へ帰るたび、一年に2度か3度田舎へ帰っていた。
その度に、館長が田舎はどうであったかと聞くと、「アッチャーター(良かった)」と言う答えであった。そんな良いところであるなら、一度行ってみたいと考えて今日やってきたと説明すると、「わざわざ来てくれて、とても嬉しい。」と言ってくれた。

今日は子牛が生まれたとのこと、おめでとうと言いながら、1000ルピー祝儀を渡すと、力強く両手で館長の手を握り、喜びを表してくれた。来て良かったと思った瞬間である。
 
母親のスドミヤさんの登場である。スドミヤさんからビノードに水牛の子供(♂)が生まれたことが知らされ、それをビノードが慶事があったと発表した。資産が増えめでたいことである・・
長男の長男である。
運転手も納得し、屋上に姿を現した。観念したようである・・
100メートルほど離れた牛小屋に行くことになった・・
ビノードが飼っていた犬である・・覚えているようであった。村の衆が物珍しそうに見物に来ている・・
親父さんのバンドゥ・プラサド・ヤダブ(Bandhu Prasad Yadav)である。55才と言う。
牛小屋のそばで照れるビノードの周りの牛は同家のもの・・
生まれたばかりの子牛は、母牛の乳をまさぐる。プロモードの来ているシャツは2年前に、ビノードに館長があげたシャツである・・
子牛の隙を見計らって、赤子を産んだ後の一番濃い乳を搾る。これは人間様用である・・
ビノードが村の案内をすることになった・・生えているのはトウモロコシである・・

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