中根千枝さんの講演

2007/2/20

2月20日JNU(Jawaharlal Nehru University), School of International Studies
のDr.H.S.Prabhakarが主催するINDIA-JAPAN ROUND TABLEで中根千枝さんが講演された。

中根 千枝(なかね ちえ、1926年11月30日 - )先生は東京生まれの社会人類学者で専門はインド・チベット・日本の社会組織である。2001年に文化勲章を受賞している。館長が日印調査委員会の事務局長をやっていたときの委員でした。

演題は「Mutual Understanding between Japan and India」で、その広い知識と深い洞察力と高い見識に満ちた講演は非常に説得力のあるものでした。

日本とインドの違いは非常に大きいが、その両者がより深く知り合うことで問題を起こさずに協調できると言うのが趣旨であったと聞いたが、示される例示とデータがたいへん興味深いものであった。

日本の農村の閉鎖性と、インドの農村のネットワーク展開の違いを、インドの場合は村とカーストと言う2重のIDにより論証された。インドのカーストは少なくともA村の周辺の30の村の同じカーストとのネットワークを持って、近親結婚などが起こらない歴史的な知恵を持っていることを指摘された。

日本の村の閉鎖性と日本の終身雇用制との関連については専門の分野での持論を述べられた。

この大きく違う二国が協調共存するにはお互いに知り合うことが唯一の方法であることを指摘した。館長の持論でもあり共感をもった次第。

講演の後、日航ホテルの「さくら」で昼飯を大使館のH嬢とともに奢ってもらった。昼飯の上での先生の話も大変示唆の富むもので、館長は意を強くした。
先生の登場です・・左はプラバカール教授、右はおなじみアスラニ元駐日大使
先生の紹介が始まりました。先生曰く私より詳しく私を言っているようですと・・文化勲章までを紹介されました・・
いよいよ始まりです・・わかりやすい英語で、時々原稿にないことも付け加えての、名調子です・・
全員が楕円形のテーブルを囲むのでIndo-Japan Round Tableと呼ばれる場になりました・・
元海軍将校 Commodore Ranjit B. Rai と大使館H嬢
プラバカール教授である。このラウンドテーブルの発案者である。
かなり鋭い教授である。
この二人も教授であるが名前は知らない。
日本語の教授のバルマさんです。当然のことながら日本語が上手です・・

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