日々是好

2000/11/17

そろそろ11月も終わりに近づき朝晩の冷え込みがこたえるニューデリーである。日中は、30度近くまで気温は上がり、日向は熱い感じを受ける。日陰は、湿度が低い所為かひんやりする。一寸でも風があると、世界の首都の中で空気の悪いと言う事でワーストスリーにいつも入れられるデリーの排気ガスを吹き掃きとても気持の良い日になる季節である。

朝のゴルフは5時45分スタートで、暗闇の中のショットから始まる。92歳、81歳、74歳のインド人と62歳の小生とのおめでたフォーサムでゆったり孔雀と戯れながら、セーター姿で楽しんでる。

11月14日からインド政府主催の国際見本市会場のJETROのコーナーで投資・貿易相談をやっている。1週間の予定である。色んな人が飛び込んでくる。

昨16日の閉店まじかな4時半頃、としのころ35ぐらいのラジブムドガルさんが飛び込んできた。自分部下のクマールさんを引き連れて真剣である。今、自分はミネラルウオターで成功して手元に8〜10Lacルピーあるので、これを元手にして何か日本とやりたい。何か良いものを紹介して欲しい。目が輝いている。

彼のミネラルウォターは、デリー西方約20キロの自宅の庭に120メートルの井戸を掘り、エバーグリーンと言うブランドで売っているとのこと。1リットル瓶が、小売値で10ルピー(23円)卸は5ルピーであると。瓶代が2.10ルピー,瓶の蓋が0.20ルピー、瓶の印刷代0.08ルピー、パッキングと水詰めが1.00ルピー合計3.38ルピーで、従い利益が1.62ルピー/1本となるわけだ。

それにパッキング代と配達料もかかるそうである。彼は、此方の質問に澱み無く答え、瓶よりコップの方が採算が良いので力を入れているとこっそり教えてくれた。インドの結婚式は野外に天幕をくみ上げてやるのが普通で、酒は出ないが食事が出る。そこでコップを封印したミネラルウォタ−がはやり出している。彼はコップタイプではデリーNO.1であると自負していた。プラスチック瓶タイプは競争者が多くデリー及び近郊で100社以上の混戦となっている。

一渡り彼の説明が終わり、当方が解答を出す段となった。真剣な相手にいいかげんなことは避けたい。そこで、此方も、真剣に、もし8〜10Lacで何かうまい商売があるのであれば、あんたに内緒で、自分がやっていると解答した。俺にもそのくらいの金はある。結局は双方大笑いで相談は完了した。ちなみに、10Lacルピーは250万円である。

インドは平和である。

前科100犯と言われる無法者ヴィラッパンに誘拐され108日の監禁の後にラージクマール氏(南部の有名映画俳優)は無事開放された。 話せばわかる国でもある。

 

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