偽札にご用心

2009/3/9

現在のインドでは、1・2・5・10・20・50・100・500・1000ルピーの紙幣が流通している。

1960年代には、5000ルピー、10000ルピーの紙幣も存在した。この二種類の紙幣は、裏書きが必要で、誰から誰に譲渡したかが分かる仕組みになったいた。

その当時の硬貨は、1・2・3・5・10・20・25・50パイサがあった。今は、50パイサ、1・2・5ルピーとなっている。

貨幣価値の変化により、ずいぶん紙幣、硬貨の種類も変化した。

最近、高額紙幣の500ルピーの偽札が流行っている。パキスタン製であるとう噂がある。かなりの数が巷間で流通しているようで、油断がならない。インド政府は、対策として、新紙幣を発行したが、まだまだ旧紙幣も流通しているので、絶対的な対策になっていない。

どの位の確率で流通していのか不明であるが、一般人がつかまされるのが稀ではないほどの確率と言うから、膨大な数が流通しているらしい。都市部だけでなく、村落地帯にも行き渡っているといわれる。

偽札が銀行に持ち込まれると、偽札との判子が押され、突っ返される。それはもう泣き寝入りで、記念品にしかならない。店によると、偽札識別機を置いて一枚一枚検査の上受け取っているところまで出てきている。機械がないところでは、一枚づつ、光に透かしてチェックしている。

かなり精巧な出来なので、ちょっと見は識別不可能である。ベテランの店員は、紙幣の紙質が違うので、手に取ると判るという。ガンジーの透かしが本物と違い雑であるという人もいる。

店のほうは、疑わしい場合は、他の紙幣を要求する。払うほうは、その要求に従い他の紙幣を出すしかない。

偽札を掴まされないように気をつけるしかないが、掴まされたインド人はババ抜きのババのように誰かにそれとなく渡すようにしているようである。
 
偽札二枚の写真である。下の偽札には、すでに銀行の判が押され、ババと判ってしまっている。流通不可能である。銀行は没収もしない。判を押すだけである。
上が旧札の偽物で、下が新札の本物である。
その裏側である。

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