ラジャスタン州投資促進スキーム(通称RajInvest-2003)について

2007/10/25

ラジャスタン州政府は、工場誘致のために、2003年の7月に州条例の形で「ラジャスタン州投資促進スキーム」(通称RajInvest-2003)を施行した。

正式名称は、Order
  The Rajasthan Investment Promotion Scheme 2003
No.F.4(18)FD/Tax Div/2001, Jaipur, dated : 28-7-2003
である。

担当官の
  Mr. P.N. Pandey
Jt. Director Industries
Min. Of Industry, Rajasthan Government
Udyog Bhawan, Tilak Marg, Jaipur – 302 005 (INDIA)
0141-2227731, 9414066528,
Res. N/27, M.L.A. Flat, Gandhi Nagar, Behind Jawahar Kala Kendra, Jaipur- 302-015 Tel:0141-2706528                    
の話を以下に要約する。

このOrder(州条例)はラジャスタン州に工場誘致をするために新規工場に補助することが目的に制定された。適用される範囲は、「新規企業」「既存の企業による新規投資、拡張、近代化、多様化」で、いずれも決められた期間内に商業生産を開始することが要件である。
各種税金50%をラジャスタン州政府が補填、金利の5%を州が補助すること等が盛り込まれている。スタンプデューティもこの対象となる。
しかし、それは、期限が限られていて、適用されるのは2009年3月31日までに、最初の商業生産が行われることが必要条件である。
それまでに商業生産がおこなわれれば、その日より7年間が有効期限となる。商業生産開始とは、Sale Tax, CST Etc. が最初の商業生産品について州政府に支払われた日をもって基準日とする。従い、2009年の2月までに商業生産がおこなわれる必要がある。(実際に生産がおこなわれていても、税が支払われていないと生産が開始されたとは認められない。)
商業生産が2009年3月までに行われるとの条項を含むDPR(Detailed Project Report=詳細計画書)と所定の書類を整えて彼のところに提出すれば、彼がNOC(Non Objection Certificate )を発行して、その日からこの恩典を被ることが可能となる。
上記のとおり、このスキームは、ニームラナに進出する日系企業のために考えられた州条例ではないので、日本企業だけの特例扱いと考えるのは間違いである。この条例の適用期間がされに延期されるのかは、ラジャスタン州の都合によるとしか言えない。現在のところ不明である。
ニームラナ工業団地Phase-IIIに進出する日系企業は、2009年3月までに商業生産ができないとこの恩典を享受できない点を十分理解した上で進出日程を考えることが必要である。

BACK HOME