外人登録とPAN

2007/10/10

インドで日本人が仕事をするときに必要と思われるのが、諸外国の例からワークパーミットという考え方である。しかし、インドではワークパーミットはない。

日本を出る前に、必要な書類を必要な所定の様式で、インド大使館あるいは領事館に提出して、Employment Visaをとり、インドに入国してから14日以内に所轄の外国人登録を扱う警察署に登録をすると、登録証を発行される(いわゆる外人登録であるが、事務所の所在地でなくて本人が住んでいる場所により登録する場所が決まる)。

このEmployment Visaが書類さえ整っていれば、東京のインド大使館で1日でとれる。外人登録も書類さえ整っていればこれまた1日でとれる。簡単といえば簡単である。

これに基付き、納税番号(PAN NO=Permanent Account Number通常10桁のアルファベットと数字からなる)を所轄の官庁から発行してもらう。これには数週間かかるが必ず出るから心配はいらない。

この登録証とPanカードがワークパーミットの代わりをする。

外人登録は、ニューデリーの事務所に通っていても、住居がグルガオンであれば、グルガオンで登録する。

館長はグルガオンに住むので、グルガオンのハルヤナ州政府のDistrict Centre にあるMini  SecretariatのFRRO(Foreign Resional Rsistration Officer)のところに出頭して登録を行った。半日仕事であった。

先ず、FRROのMr.Subhshの前に出頭して、所定の書類を提出する。彼はそれをチェックして、助手のMr.yogindraに渡す。ヨギンドラさんは、それを原簿に記帳する。その原簿は一人一ページが与えられ、パスポートの詳細から、ビザの詳細、現住所などが記入され、最後に本人のサインで締めくくられる。そして、やおらパスポートに、外人登録がヨギンドラさんの手書きで記入される。これでこの部屋での作業は終わりである。

あとは、その原簿に別室(2階)にいる警察副署長(Deputy Commisioner of Police)のサインが入れば完了となるのだが、彼がいないと彼が席に戻るまで待たされる。彼のところへ、原簿を抱えたヨギンドラさんと出向くと、列を作って今っている人々を飛び越え、彼の大きな部屋荷入り込む。彼はすべてを了解していて、ヨギンドラさんの差し出す原簿にサインする。その時本人は彼の前に立つことになる。そして握手して終わりである。その間5秒くらいであろうか。これですべてこの建物での今日の仕事は終了である。11時から1時までのことであった。

おそらく明日には外人登録証が発行されるであろう。館長の場合前の時のPANがあるので、これは新たにとる必要はない。会社と住居の変更を届け出すればよい。

で、その外人登録は1年限りの有効で、一年たつを延長のお願いをする。それを提出すると、まずFRROより3か月の延長の許可を頂く。FRROは3か月の延長をした後、Home Ministry(内務省)にお伺いを立てる。内務省がご機嫌良ければ、3か月以内に9か月の延長の許可がFRROに連絡される。そうするとめでたく、都合一年の延長が出来たということになる。内務省がご機嫌悪かったり、書類が内務省の意に沿わない場合は、3か月の延長を再度言い渡されたり、Under Consideration(考慮中)という返事になったりする。

Under Conswiderationは勝手に解釈して通知が来るまで有効として暮して全く問題はない。3か月の再度の延長の場合は期日が来たら、日本に戻りまたEmpolyment Vizaの取り直しから始める羽目になりかねない。

何が決め手で、書類の不備となるのか理由の説明がないのでわからないので困る人がいる。何が原因でご機嫌が悪くなるのかも、測りかねることであり、これまた困ったことだとこぼす人もいるようだ。でも規則は規則故合法的になるように対応するしかないようである。くれぐれも不法滞在で国外追放にならないように注意が肝心である。

インドは書類の国でもある故、書類を馬鹿にしてはいけない。必かつ十分な書類を作ることに努力を傾注するに越したことはない。
 
Mini Sewcretariat ンお入り口である。チャンディガが本省故、出先のグルガオンにミニを作ったということで、車で6時間かけてチャンディガ参りするより便利になっている。
正面玄関である。FRROは左手の3階(日本流の4階)故、正面からは入らない。
前回のときは、だだっ広い倉庫の片隅に机があって、なんか外人部隊が駐留しての仮事務所みたいな感じであったが、今回は4畳半程度のガラスの小部屋が作られ、そこにFRROが鎮座して、それを取り囲み申請者とそのエイジェントがたむろしている感じになっていた。ここに映っているのはすべて申請者とそのエイジェントで、FRROのMr.Subhashは右手前のコンピューターに掛かりっきりで画面に映っていない。ガラス越しのこの一枚が限度である。なんせ警察の中である。
隣の事務局の部屋である。積み上げれれた書類は比較的新しい感じがする。でもあの中に入れられたらちょっと検索不可能になるのではないかと心配である。

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