ニューデリーの事務所不足

2007/10/3

ニューデリー市内の中心部で大きなオフィススペースを探すのは難しくなってきている。
政府の方針により、政府より民間にリースで貸し出してある中心部の不動産について、一切の建て替え、リノベーションが認められない。許されるのは内装の変更だけで、その際窓の位置を変えることさえも許されていない。

一見ニューデリーの中心部をみると事務所の建物に立て替えるに丁度よい広さのスペースは十分あるのだが、許可が出ないのが実状である。

建築学上の許可は、50階建というようなところまで許可が出るようになったが、行政の許可が出ない。

二昔以前に、政府は中央部に集中する事務所群を分散させようと、ネループレース等に事務所建設の許認可を下ろした。その当時の考え方は、ただただ部屋があればよいであろうとの考え方で、近代的な事務所とは程遠い建物が建設された。

ヒロ―ホンダの本社があるバサントコンチホテルの周辺の事務所や、リングロードとGKIへ行く道路が交差するあたりの事務所ビル、ネループレースの古い事務所ビルなどは、特定の会社の中に入ればそれなりに内装は整ってはいるが、まことに見るも無残な薄汚い事務所ビルとなっている。

中心部の古い事務所ビル群もどうしょうもなく、そこに居を構える日系会社の事務所は世界で一番汚い事務所と社内で酷評を受ける。

そのような状況下、最近はようやく事務所らしい事務所ビルができ始めてきている。

コンノートのDLFビルとか、ネループレースのエロスビルとか、サケットのサーザンパークビルとかである。さらに、NOIDAやグルガオンにもそのような近代的な事務所ビルができ始めている。

古いオフィスビルで、エアコンと自家発を自前で用意して、ニューデリー中心部にしがみつく絵はもう流行らないのかもしれない。
サケットで建設中のオフィスビル・・
これも多少はましなオフィスビルになるのであろう・・

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