森の都はニューデリー

2007/2/25

英国人の都市計画によって出来たニューデリーは、英国人の考え方が良く出ている。

其の一つが、其の森林作戦である。ロータリーを作った功罪は今は問うまい。しかし、その道路の広さ、側道を併設した知恵、並木を作った功は大とする。英国人が手を引いた後、それを継承しているインド人にも敬意を表したい。

大英帝国は、1911年にカルカッタから総督府をデリーに移し、その際に、ニューデリーを作った。其の当時からの樹木はそろそろ100年経っているわけである。現在ではあたかも植物園の中を車で移動しているようで、目を楽しませてくれる。

大きな道路の並木に使われた街路樹は、よく葉の茂る種類が使われ其の木陰で道路の表面保護と道行く人に涼を与え、レーンと呼ばれるような小道には、花のつく木が多く使われ目を楽しませるというような配慮がされているようである。

ニューデリーの区画は小分割は出来ないように規制があり、しかも土地の私的所有権は認められず、地上権のみが99年リースの契約についている。其の敷地内には、競って珍しい植物が当時本国で盛んであったプラントハンターにより世界の片隅からでも持ち帰りロンドンの植物園に植えられたと同じようにニューデリーにも植えられた様である。それで、植物園の様相を示すわけである。

仙台を森の都と言うが、ニューデリーは何といえばよいのだろう。森の都はニューデリーに相応しい称号である。
片側3車線の路面を木陰で覆尽くすその気の大きさは感動ものでである・・カラジャムと言う黒い食用の実をつける木の並木である。
此れはインド本来の木である。インド栴檀ニームの木である。其の葉の間を通り抜けた風は頭痛を治すといわれる薬効の歩きである。
マンゴーの木が巫女の鈴様の花を咲かせている。
風などで木が倒れると、当局はかねて用意の幼木を植える。樹齢の行った気を移植するのではなく、幼木を植える。それが自然で多様性をかもし出す。牛や家畜に食べられないように、幼木の間枠を作り保護する。当局は相当の広さの予備用の苗木畑を用意していると聞いた。
 

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