2006/7/6
2006/9/8追加
2008/11/11追加

インドには世界の家畜の30%がいるといわれる。(3億頭近くいて、その中でも牛の数が圧倒的に多いと言う。)その家畜の中で、牛が最も有名である。ヒンドゥー教の中で聖なる牛がシバの乗り物であり、プレイボーイのクリシュナ神は牛飼いであった等の理由による。 1992年の統計によれば、世界の牛人口は13億で、インドが1億9200万頭で、次がブラジルである。

ニューデリーは牛を形の上では追放したが、デリー市内にある100を超える村には、厳然として牛は存在するし、牛自身は、デリーとハルヤナの境界線は意識していないので、デリーで牛を完全に見かけないわけではない。ネルーがベッガーズアクトでニューデリーから乞食の追放をしたけど未だにニューデリーには乞食がいる。まして字の読めない牛においておやである。

インドには26種の牛がいると言う。素人目には最初はなかなか区別が付かないが、こぶの有無と大きさ、耳の形、角の形、尻尾の房の形等でどうも区別をするらしい。

色についても、白、茶、こげ茶、灰色、白と黒のぶち、黒とまさに色々ある。水牛も牛の仲間と館長は強弁する。山岳地帯いるヤクも牛の仲間だろう。


牛乳の生産量は、ここ2年インドがアメリカを抜き去り世界一となっているが、これはインドが工夫したミルクの集荷方法にあると言う。1頭2頭の零細農家の雌牛からの搾乳のミルクを、 ムンバイの弁当配達を改良したかと思われる方法で集荷して、乳製品生産ラインに乗せた知恵の賜物である。アムル(Amul)社がこれを統括してい る。インド最大の乳製品会社である。

インドの思想によれば、殺さなければ搾取は認めるとの線引きで、牛のミルクと鶏の卵は問題なく食する習慣が出来たようである。多くのベジタリアンは卵は問題あるが、牛乳は全く問題ない。

牛乳は先ずミルクとして売っている、又、チーズ、ヨーグルト、バターの形で市販されている。インドの高級菓子は全て乳製品である。高級カレーにも必ずミルクないしは乳製品が使われる。腐った牛乳は木製家具やフロアリングの艶出しに遣われる。

角は角で置物などに使われる。又、牛糞は土と混ぜて乾燥させて燃料として使われる。 死して後、外皮はなめされ皮革製品となり、骨はゼラチンの原料となる。牛は無駄がないといわれる所以である。

食用の肉で一回こっきりの使い方より、活かして多目的に使う知恵に歴史を感じる。

「インド人は牛肉を食べない神話」のところでも、書いたが、ヒンドゥー教徒が牛肉を食べないわけではない。特に、ヴェーダの世界にさかのぼれば、牛を聖なる生贄にして、神とともに聖餐に人間が参加した儀式があったと伝えられている。でも何時の時代かの坊主や神官が牛に対するタブーみたいなものを導入したようである。

デ、館長も牛を収集しようとしたわけだが、どうも牛は写真になりにくい。どうとっても牛であり、聖なる牛や、人情味溢れる牛が撮れないのである。

でも、一応は陳列することにする。
シバの乗り物のナンディ、聖なる牛である・・

ジャイプル街道6月29日、子牛がひき逃げされていた・・
犬は毎日数匹例があるが、牛は珍しい・・

「ゆるゆらり ふぐり ゆらして 牛の行く}・・・双延

炎天下の独歩行

揃ってご挨拶・・

水牛ですがよろしく・・

水の中をいくけど水牛じゃございません・・

近頃こういう人が少なくて、一寸警戒気味・・

さっきまで木陰だったんだが、動くのおっくーで・・

普通に歩いているわけ・・みんな・・

俺達の道路を車なんぞで塞いじゃ困るんだ・・一寸怒ってるんだ。

2006/9/8追加  雨が降っても誰も傘を差してはくれない・・だから平然と濡れているように見えるようだが、もし機会があれば雨宿りをしたいものである・・今日は幸いである・・

2008/11/11追加  かまってくれるのがわかると、牛はすかさずすり寄ってくる・・ビノードが手を出すと、小首をかしげて甘えてくるのが、可愛らしい・・まだ子牛である。珍しく表情のある牛が撮れました・・

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