ロハー
ージプシーのいとこ達ー

2006/5/14

インドとアフガンの境目辺りにいた定住性を嫌う種族が、西と東に分かれた。西に行ってイベリヤ半島まで足を延ばしたのがジプシーと呼ばれるようになった。東南に流れてインド亜大陸を彷徨うようになった人たちが今でも存在する。

一部は、局地的に定住している牛飼いのカーストになったといわれ、一部は鍛冶屋の仕事をしながら未だにインドを彷徨っているロハールといわれる人たちである。

ロハールの意味は、ローハー(鉄を意味するヒンディー語)を扱う人達と言う意味で、ニューデリーの道路脇や、大きな交差点に3月とか半年とか 住んでその場で鍛冶の仕事で出来上がった製品を売っている。大きな集団は、車に鉄の鋲を無数に打ちつ遠目にもそれと解るが、貧しい集団はそれも無いようである。

館長が行き会ったロハールは、道路わきに車と鍛冶屋の道具は置いてなかった。きっと近所の空き地を利用しているのだろう。道路脇はいわばショーウインドーなのだろう。でも生活は道路でやっている気配である。

遠い歴史的に国を失った人が、後に金で国を購ったケースがあるが、インドとヨーロッパに分かれたこの種族の人々は、この地球上で、国を購うほどまでは成功していないようであるし、そんなことは思いもつかない様子である。

写真は、MDロード(デリートグルガオンを結ぶ道路)に住み着いた集団である。親方は写真を撮る館長に、多少の恵みをといってきた。

ロハールの親方の住居です。泥で壁を立ち上げていますが途中までです。権力の象徴でしょうか、ホッカ(水タバコ)の道具が見えてます。

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