ブランド志向もある
インドを考えるヒント

2006/5/29

インド人は大部分が低価格志向で有名であるがあるが、反面ブランド志向もある。テレビで言えばソニーで無ければという上流階級がいるし、車はベンツという神話もある。チョコレートはゴディバ、レインコートはバーバリー、などなど日本人に似ているところもあることは見逃せない。

世界のブランドのルイビトン、ブルガリ、ボス、ラコステ、ナイキ、バリー、ベネトン、イブサンローランなどはインドにすでにアンテナショップを出してきている。デリー郊外には庶民には手が出ないような高額の高級品だけを売っている気の利いた店もある。
インドの国内ブランドでは、タタが圧倒的に信頼されているようで、家庭の使用人クラスにもタタ神話は浸透していて、タタの紅茶、塩などまでタタが良いと信じている。

ブランド志向は、良いものは高くても、それなりの値段でも売れるということで、市場を考えるとき、無視のできない要素であろう。世界の金持ちリストに載る人が続出していることから見ても、金持ち相手の商売も成立する。又アメリカ帰りのインド人も価値あるものには金を払うという考え方を持っているようである。

オベロイホテルは、その辺りの事情を読み取り、昼のブッフェで1500ルピー(3750円)と言う超高級のメニューを用意した。「360」言う名前のレストランである。これがブランド化され神格化され、現在デリーでもっともファッショナブルな場所となって、映画俳優、金持ちの若いカップルで昼時は山盛りである。ブッフェの内容は、巻き寿司を含む日本食から、イタリアンまで食べきれない旨いもんが並んでいる。サービスにも抜かりなく、日本でも大繁盛間違いない内容である。握りが食べたければ、別オーダーも可能なシステムは好評である。

未知の市場に何をどのように売り込むかが、工夫すればするだけの価値のある市場と言えるようだ。

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