ソニア・ガンディーの議員辞職
ーその政治的決断の早さー

2006/3/24

2006年3月23日、コングレス党(会議派)の総裁のソニア・ガンジー木曜日にLok Sabhaの議員とNational Advisory Council(NAC)の議長を辞任した。

辞任の原因は、法律によると、国会議員は有給の職を兼務できないことになっており、NACの議長を務めていることが、この法に抵触するとの見解が指摘されたためである。これに先駆け、先日野党側議員が同じ理由で議員辞職に追い詰められた例があったことが影響をしているとされる。

一方、Chief Election Commissioner B B Tandonは、法が誰に対しても平等であると言明してい、インドが法治国家であることを示唆した。

ソニア・ガンディーはマンモハン・シン首相を含むコングレス最高幹部との相談の後に、長引かせると事態が不利に傾くとの雰囲気を敏感に感じとり、辞任の決断を下したものと思われる。

辞任に際し「自分は今まで常にインドのために身を尽くしてき、決して私腹を肥やすためには働いてこなかった。」と簡単なスピーチを息子のラフールを横において行った。また、彼女の選挙区のUP州のライ・バレィリから立候補するとも明言した。

今回の一幕は、彼女の果敢な決断によりコングレスに与える影響を最小限に抑えることに成功した。見方によっては、コングレスとその総裁としての彼女に対する評価を上げることにもなったと解説するインド人もいる。

インドは法治国家であり、法は誰にとっても平等であることを、インドは内外に向けて又も証明したといえよう。民主主義が根付いている法治国家である。

日本の野党のドサクサと比較して考えると、インドの政治の成熟度は大したものだとも思った。それをイタリア人のソニアがやり遂げたことに、ソニアの成長を見た。

写真は http://www.soniagandhi.org/php/showContent.php?linkid=6 からの引用

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