麻生太郎外務大臣の留任

2006/9/26

自民党の安倍晋三氏は26日午後、衆参両院の首相指名投票で第90代首相に選ばれ、自民、公明両党による連立内閣を発足させた。外相には麻生太郎氏が留任した。

前回の内閣改造で、麻生太郎氏が外務大臣に就任した際、一番初めに訪問したいと言明したのがインドであった。

麻生さんは今回の総裁選挙運動期間中での発言でも、もし総理になったときに最初に訪問する外国はとの問いに、堂々とインドと答えていた。

そういう意味で、外相の留任はインドにとっても、日本のインド関係者にとって喜ばしいことである。是非早い機会にインドを再訪していただき、今まで以上にインドを意識して行動して欲しいと期待を馳せる。

安倍総理もインドを訪問しているが、是非可及的速やかに訪印の機会を作ってもらいたい。年内には小泉総理の訪印の答礼をマンモハンシン首相が果すが、それを受けて来年の日印修交50周年記念の年に新総理の訪印を実現してもらいたいものである。

森総理のグローバルパートナーシップ、小泉総理の戦略的関係の二つを重ねて解釈すると、準同盟国のニュアンスが出てくる。同盟を結ぶには、両国間で面倒な手続きが必要であるが、総理、外相、国防相が腹を決めれば準同盟国は可能な関係となる。戦略的関係をリップサービスと言い捨てる人もあろうが、準同盟国と読み下したい。

その上で、外交、経済関係を再認識して、再構築をしていただきたい。インドのカマルナート商工相と良い関係を築きかけた、二階さんの良きニュートラを引継ぐ政治家の出現も外せない課題となろう。

国民の税金を使っての対印ODAが世界一になっていることを、アメリカとインドの関係がITを通じて抜き差しならないことに成っていることを、十分認識する政治家の輩出を願いたい。

館長の老婆心を書き連ねた。

写真は自民党ホームページより転載。

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