日印修交50周年記念、夢のジョイントベンチャー

2002/5/16

  4月29日は日印修交50周年記念日であった。その日を中心にインド各地で、各種の日印の文化行事が行われ、29日にはニューデリーのタージパレスホテルで当地大使館主催の祝賀夕食会が盛大に行われた。
  日本からは中山太郎元外務大臣を初めとして、原田昇左右、菅直人、桝添要一など35名の衆参両議員が参列した。日本の筝曲の演奏、和太鼓の演奏も披露された。これで、春の50周年記念行事はは山を越え、秋に又いくつかの行事が計画されている。その際には、日本国総理、或いは皇室の参列を期待したい。

  35名にも及ぶ議員の訪印は初めてのことであり、当地大使館は大忙しであった。特に、グジャラート州の治安問題で大揉めに揉めている政情下、バジパエ首相との会見の日程を組むのが大変であったようである。
  インド側も日印修交50周年の重要性はわきまえており、最終的には、29日の午前中に首相と、又国会訪問は離印する30日の11時に実行された。各議員は、それぞれのインドを体験して帰国の途についたが、これだけの議員が来印したということは日本の政界の関心が高いことを意味して大変好い事であるとの評判であった。
  議員の中には、30日の朝、デリーの南のマネサ―ル工業団地に1時間車を飛ばし、進出日本中小企業のプレス用金型製作をする永田インド鰍見学し、進出の実態に感激をしたグループもあった。

日本企業のインド進出のペースは中国と比較して依然としてスローである。民間の進出は商業ベースで採算を重視しながら各企業が戦略をたてるものゆえ強制的にインドに進出を無理強いは出来ないが、もう少しインドの実態を日本側でも知ってほしいものである。
  進出企業の過半数が黒字で経営していることと、21世紀の市場としてのインドを理解して欲しいところである。

21位世紀の初め、且つ50周年と言うことで、商業ベースとはちょっと視点を変えて戦略的に、日印両国の共同プロジェクトの可能性を列挙してみたい。
ヒマラヤの水をデカン高原に これは永野重雄・中島正樹の夢であった。世界の食糧事情への貢献
防衛関係での協力 米国容認。宇宙開発特にロケットの打ち上げの協同研究
ベンガル湾の原油の探鉱  
マラッカ海峡の平和開発 観光・農業・工業・運輸開発がマラッカ海峡の緊張緩和に貢献する
世界一大きなデータバンクの作製 12桁の地球人の背番号管理(アンチテロを目的とする)
 インドのソフトと日本のハードのドッキング
太陽エネルギーを初めとするクリーンエネルギーの開発 太陽・風力・海洋エネルギーの開発
バイオテクノロジーの開発 世界的規模の蚕糸試験所・きのこ研究所の設立
海岸線の開発 観光、漁業、輸送など
ガンジス河の浄化 聖なるガンジス川の浄化を日本の技術で
10 アジア共通認識の研究 アジアの共通認識を研究する事から初める哲学的人類総合研究

いずれも夢のあるプロジェクトで、日本の元気にもつながると確信する。

 

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